この会は、自死、事故、病気、などで大切な方を亡くされた方たちの 、前向きに生きるための分かち合いの会です。
HOME なぜこの会を立ち上げたのか? 自死について 滝本洋子プロフィール リンク
滝本洋子の『大きなわたしと小さな私』
滝本洋子の人生体験から生まれた人間学
生きるとは?恐れとの付き合い方とは?感謝とは?エゴとは?成功とは?真実とは?幾つもの葛藤を乗り越え真実の幸せを体験した滝本洋子が自分自身へ問いかけ得た気づきをメルマガでみなさまと分かち合います。

メールアドレス:
第1回 前向きに生きる会
2006年8月19日(土)
開催予定
推薦図書
この物語は、「死」は存在しないこと。 人間の肉体は、一時的なものであること。 魂の生きる意味。などを解かりやすく綴った本です。
読者の感想はこちらから

滝本洋子からのメッセージ
○自殺を考えているあなたのために
人生どん底で自殺をしたいほと毎日が辛い人のためのコース
人生の穴
あのね本当はね
希望
天国と地獄
人生ゲーム
魂の目
滝本洋子のメッセージ

コンプレックスだらけの人のためのコース
つらいんだよ
欠点は個性
調和
あなたの魅力
あなたはあなた
滝本洋子のメッセージ

人生に失敗したと感じている人のためのコース
失敗は経験
近道
がんじがらめ
しわ
地球学校の生徒たち
滝本洋子のメッセージ
○大切な人を亡くしたあなたのために
寂しくってしかたのない人のためのコース
愛情欠乏症候群
さみしさを知らないで
愛のかたまり
主演女優
動物だってお花だって
滝本洋子のメッセージ

幸せになりたい人のためのコース
愛は一番大切なものだから
かくれんぼ
心は磁石
自分のペース
ほんの少し自分を愛してあげて
愛の消えた地球
滝本洋子のメッセージ

まだころんだままでどうしても立ち上がれない人のためのコース
欠点は愛しいね
涙はいやし
分からない
あなたはあなたのまんまで
花マル100コ
すごいよね
滝本洋子のメッセージ

生きる意味を探している人のためのコース
みごとだよ
ごつごつの石
未熟だから
生きる目的
人間を生きていくことが
らせん階段
滝本洋子のメッセージ

自己信頼への道のコース
私ってすごい
ダイヤモンド
鼓動
愛がいっぱい
昔、私は
小さなわたしと大きなわたし
競作
滝本洋子のメッセージ
 
人生どん底で自殺をしたいほと毎日が辛い人のためのコース
『希望』、『希望』、きぼう。
私が人生のどん底に落ち込んでしまったと感 じていたとき、
『希望』という言葉がこの世に存在していることを、思い出し ました。

右も左も真っ暗闇で、どこにも光がなく、自分だけがこのような状況になってしまって、
そんな自分を助けてくれる人など誰もいない。
どん底。

もうこれ以上精神的に落ちることのない究極の苦しみの中を毎日生きるつらさ。
誰だってこのような状況になれぱ一度や二度、
死ということを考えるのも無理はありません。

この苦しみからのがれるのなら死のほうがまだ楽だとふっと思 えるから。
何度となくそんな時代が私の人生の中にもありました。

その苦しみは言葉では表現できない全くの暗闇の世界です。
出口のない、胸をかきむしら れるような絶望の毎日。
その苦しさのあまり発狂しそうになるほど、それは耐 え難い恐怖と苦しみの連続でした。

私にとってのどん底と言える状況は、
私の父が経営する会社が突然倒産し家族がぱらばらになった時からはじまりました。
私が15歳の時です。

二度目は、私が19歳で家出をした時の3畳一間でのどん底の生活。
それから、42歳で離婚を した時の、あの言葉では言えない苦しいどん底時代。

そしてすぐに始まった娘の登校拒否。

まだ色いろあったような気がしますが、今はもう忘れてしまいました。
でもどれもつらくみじめで、精神的に追いつめられた耐え難い時代で した。

でもなんとか今までやって来られたのは、
私の中に常にあった『とにかく生きる』
そんなテーマのようなものがあったからだと思います。

ふっと、こ のまま死んでしまったらどんなに楽だろうと思った瞬間も確かにありました。
でもその時、胸の奥のほうから
『私は自殺するために生まれて来たのではない、とにかく生きていかなければ』
そんな思いがこみあげてくるのです。
そしてと りあえず今日一日生きてみようと思うのです。
でも朝起きると昨日の続きで何もかわっていません。

目覚めてしまう自分が腹立たしく思えたものです。
生きていくことは私にとってそれほど苦痛に満ちた日々でした。
でも私は生きるためにこの世に生まれてきたのです。

もし死を選んだとしても、今度新しく生ま れ変わったとしたら、
やはり同じような状況を又生きるのだろうと何故だか漢然と感じたものです。

だから今つらくてもこの状況を生きて行くしかないのです。
この状況の中から何かを学ぴとって前へ進むしかないのです。

ある日私は、暗い顔をしてうつむきながら両手にスーパーの袋をぶら下げて
登校拒否の娘のことを考えながらトボトボと歩いていました。

家の近くに来たとき、 ふっと頭の中に『希望』という言葉が突然浮かんできたのです。

なぜこの言葉が急に浮かんできたのかはわかりません。
およその時の私の生活には、その言葉は 不釣合いだったから。

でも私の頭の中に『希望』という言葉が浮かんだのです。

そのとき私は気づきました。
この世には希望という言葉があるということに。

実在するからこそ、その言葉もあるのです。

『希望』という言葉があるということ は、私には大きな発見でした。
希望という文字が私の苦しい生活の中で、その時ほんのかすかな光でした。

すっかり忘れてしまっていたけれど、本当にこの世には希望はあるのかも知れない。
その言葉が辞書にあるから、それが実在するとい うことなのです。

その日から私は毎日毎日『希望』という言葉を心の中で繰り返 しはじめたのです。

希望、希望、希望、希望、希望…。

この言葉には不思議な力 がありました。
この言葉には希望がありました。

この世には地獄も存在するけれ ど、希望もちゃんと存在しているはずです。

だからこの言葉があるのです。
この言葉の存在が希望でした。

生きるということは時には想像を絶するほど過酷な時 があります。
でもその苦しさを通りぬけることにより人はたくましく成長して行 きます。

なにがあっても動じない強い精神力を作りあげていきます。
そして、その時の自分にとって大切な何かを学んで行くのです。

だから人生に無駄なことなど 何一つないと言うのが私の考えです。
人間は弱いけど、でもたくましい存在です。

人生に失望して生きる気力がなくなってしまったとしても、
けしてけしてあきらめないで、とりあえず今日一日生きてみてください。

今日一日『希望』と言う言 葉をだまされたと思って何度もつぶやいてみてください。
そして明日になったら とりあえず、もう一日だけ生きてみてください。

明日が終わったら又とりあえずその次の日も生き延ぴてみてください。
とりあえず、とりあえず、とりあえず…

もちろん『希望』という言葉を忘れずに。
今の状況は信じられないほど辛い状況かもしれないけど、
あなたの魂にとって素晴らしい学ぴのチャンスなのです。


 「魂の目」

 失敗やまちがいや
 悲しみや絶望さえ
 どんな状況も
 魂の目から見れば
完ペキなんだよ

前向きに生きる会
代表 滝本洋子
連絡先 maemuki@washoart.com
HOME 何故この会を立ち上げたのか? 自死について 滝本洋子プロフィール リンク