一滴の水
詞 滝本洋子
1
一滴の 水が
きらめきながら
光の中 霧となって
天に昇る
あなたは
あの白い雲
顔は もう見えない
声も もう聞けない
それは とても さみしいけれど
やがてあの雲 優しい 優しい雨になり
私の上に 降り注ぐ
私は知ってる
形を変えて あなたは 生きてる
だから次も また会える
気配を 部屋の 中に 感じる
泣いてる私の後ろ
見えない あなたが
そばにいる
そして 今日もまた
私のこと 心配しながら
こんなに近くで
見守って いてくれる
2
庭の 花が
季節も終わり
枯れ果てても 時が来れば
花は咲く
あなたも
あの白い花
愛は けして枯れない
絆は 永久に枯れない
ほんとに 大事な 愛は消えない
みんな命は 何度でも 生と死 くり返し
大地の上に 花ひらく
私は知っている
形を変えて あなたは 生きてる
だから次も また会える
自由に 青い 空と たわむれ
元の姿に戻り
幸せに あなたは
生きている
そして 今日もまた
私のこと 心配しながら
光の中から
見守って いてくれる。
私は知っている
形を変えて あなたは 生きてる
だから次も また会える
自由に 青い 空と たわむれ
元の姿に戻り
幸せに あなたは
生きている。